今小路 満冬(いまのこうじ みつふゆ)は、南北朝時代の公卿。権大納言・今小路師冬の子。官位は従三位・権中納言。
経歴
『後鑑』義持将軍記第14中応永15年3月15日~29日、『北山殿行幸記』の中に満冬の和歌が収められている。「わきてなを色そふ花も万代の春を契りて君ぞみるべき」
永享4年(1432年)にはすでに亡くなっており、息子の持冬が公卿となっている。
官歴
- 応永14年(1407年)1月5日、正四位下に昇叙。右中将は元の如し。同年3月5日参議に任ぜられる。
- 応永15年(1408年)1月5日、従三位に昇叙。
- 応永16年(1409年)3月23日、播磨権守を兼ねる。
- 応永17年(1410年)10月、権中納言に任ぜられる。
脚注
参考文献
- 『公卿補任』(新訂増補国史大系)吉川弘文館 黒板勝美、国史大系編集会(編)
- 『後鑑』(新訂増補国史大系)吉川弘文館 黒板勝美、国史大系編集会(編)
- 『北山殿行幸記』(新訂増補国史大系)吉川弘文館 黒板勝美、国史大系編集会(編)




