『ドラゴンボールZ V.R.V.S.』は、バンプレストが1994年に稼動したアーケード用対戦型格闘ゲーム。開発はセガ。
概要
『ドラゴンボール』を題材とする本作は、1993年に開催された週刊少年ジャンプ25週年イベント『ジャンプマルチワールド』展示用として制作されたゲームを初出としており、この時点では赤外線コントローラーを使用し4人同時に敵を倒す体感ゲームとして出展されていた。 その後、アーケードゲーム化するにあたり、2人対戦ゲームに変更された。 本作の操作体系は4方向レバーと3つのボタンであり、レバーを上に入れると防御し、下に入れると大パンチ溜め、左右のどちらかに入れると回避することができる。また、左右のパンチはボタン1と2に割り振られており、ボタン3はジャンプである。
エンディングは、プレイヤーキャラが神龍に願いを叶えてもらう形式となっている。
登場人物
操作キャラクター
- 孫悟空
- 声 - 野沢雅子
- 孫悟飯
- 声 - 野沢雅子
- ピッコロ
- 声 - 古川登志夫
- ベジータ
- 声 - 堀川亮
- トランクス
- 声 - 草尾毅
ボスキャラクター
- 魔人オゾット
- 最終ボスとして登場する。鳥山明描き下ろしキャラクター。鳥山明のデザインは腕が2本の人型と腕が4本のモンスター型の2パターン描かれているが、実際に本作に登場するのは人型のみである。悟空、ベジータなどの操作キャラクターに変身する能力を持っている。
- その後、『スーパードラゴンボールヒーローズ』のユニバースミッション3弾の監獄惑星編で復活を遂げた。
- フュー曰く「惑星一つを丸ごと飲み込んだ」らしく、さらに神の領域に到達している悟空たちからも「とんでもない気」と称されるほどで本気ではなかったとはいえ、カンバーの気弾を軽く弾き返すほど。丁寧口調で話し、一人称は「私」。悟空たちに「いつか私の力が必要になる日が来るでしょう」と言い残し、ユニバースミッション4弾では悟空たちと協力する。
脚注
参考文献
- Vジャンプ編集部 編『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社〈愛蔵版コミックス〉、2016年1月26日。ISBN 978-4-08-792505-0。

![Arcade Longplay [525] Dragonball Z V.R.V.S YouTube](https://i.ytimg.com/vi/GRVWH2uzRB8/hqdefault.jpg)


