レオナルド・マルケス(Leonardo Rios Marques)は、ブラジルのシンガーソングライター、音楽プロデューサー、サウンドエンジニア。
スタジオ「イーリャ・ド・コルヴォ(Ilha do Corvo)」のオーナー、レーベル「La Femme Qui」の創設者の1人でもある。
経歴
レオナルドは音楽教育をミナスジェライス州のFundação de Educação Artística(ポルトガル語)、ロサンゼルスのシルバーレイク音楽院、ミナス・ジェライス連邦大学で受けた後、オルタナティブ・ロック・バンド「ディーセル(Diesel)」にギタリストとして1999年頃に参加し、音楽キャリアをスタートした。バンドは2001年のロック・イン・リオにてオープニングアクトとして出演した。
バンドはミナスジェライス州で結成されたが、アメリカ進出のため活動拠点をロサンゼルスに移す。ディーゼル(ファッションブランド)と名前が重複してしまうため、商標登録の関係で「ウドーラ(Udora)」と改名し、レオナルドも一時的に活動拠点をロサンゼルスに移したが、2009年に脱退している。
ウドーラから脱退し、ブラジルに戻り自身のバンド「トランスミソール(Transmissor)」を設立。バンドはこれまでに『Sociedade do Crivo Mútuo (2008)』、『Nacional (2011)』、『De Lá Não Ando Só (2014)』と3つのスタジオレコードをリリースしている。
バンド活動と並行してソロ活動も開始し、2012年に初のソロアルバム『Dia e noite no mesmo céu』をリリース。2015年には2作目となる『Curvas, lados, linhas tortas sujas e discretas』をリリースするとともに、初となる来日公演を行い、東京・青山の「月見ル君想フ」等でライブを行った。
2018年には3作目『Early Bird』をリリース。ディスクユニオンおよびフランスのレコードレーベル「180g」によってLPレコードとしてアメリカ・ヨーロッパ・日本で発売された。
2020年3月には山形・神戸・東京での日本ライブツアーが予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止された。
ディスコグラフィー
レオナルド・マルケス
Dia e noite no mesmo céu (2012)
Curvas, lados, linhas tortas sujas e discretas (2015)
Early Bird (2018)
ディーゼル(Diesel)
Diesel(2000)
ウドーラ(Udora)
Liberty Square (2005)
Goodbye, Alô (2008)
トランスミソール(Transmissor)
Sociedade do Crivo Mútuo (2008)
Nacional (2011)
De Lá Não Ando Só (2014)
プロダクション参加作品
マグロレ(Maglore)
III(2015)
Todas as bandeiras (2017)
Maglore Ao vivo (2019)
コンゴ・コンゴ(Congo Congo)
Congo Congo (2017)
Record Label - La Femme Qui Roule
Blundetto
Good Good Things - (2020)
ムーンズ(Moons)
Thinking Out Loud - (2020)
出典
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