コーリー・ロバート・ルーブキー(Cory Robert Luebke, 1985年3月4日 - )は、アメリカ合衆国・オハイオ州マーサー郡マリア・ステイン出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。MLB元投手。
経歴
プロ入り前
2004年のMLBドラフト18巡目(全体532位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されたが契約せず、オハイオ州立大学へ進学した。
2006年のMLBドラフト22巡目(全体658位)でテキサス・レンジャーズから指名されたが、契約には至らなかった。
プロ入りとパドレス時代
2007年のMLBドラフト1巡目追補(全体63位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、6月23日に契約。契約後、傘下のA-級ユージーン・エメラルズでプロデビュー。8試合(先発3試合)に登板して3勝0敗・防御率1.46・26奪三振の成績を残した。8月にA級フォートウェイン・ウィザーズへ昇格。5試合に先発登板して1勝2敗・防御率3.33・30奪三振の成績を残した。8月下旬にA 級レイクエルシノア・ストームへ昇格。2試合(先発1試合)に登板して1勝1敗・防御率7.71・5奪三振の成績を残した。
2008年はまずA級フォートウェインでプレーし、10試合に先発登板して3勝3敗・防御率2.89・40奪三振の成績を残した。7月にA 級レイクエルノシアへ昇格。17試合(先発15試合)に登板して3勝6敗・防御率6.84・60奪三振の成績を残した。
2009年はまずA 級レイクエルノシアで14試合に先発登板して8勝2敗・防御率2.34・80奪三振の成績を残した。6月にAA級サンアントニオ・ミッションズへ昇格。9試合に先発登板して3勝2敗・防御率3.70・32奪三振の成績を残した。9月に行われた第38回IBAFワールドカップのアメリカ代表に選出され、金メダルを獲得した。
2010年はAA級サンアントニオでプレーし、10試合(先発8試合)に登板して5勝1敗・防御率2.40・44奪三振の成績を残した。7月にAAA級ポートランド・ビーバーズへ昇格。9試合に先発登板して5勝0敗・防御率2.97・44奪三振の成績を残した。9月1日にメジャー初昇格を果たし、9月3日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビュー。先発起用されたが、5回を投げ2本塁打を含む5安打4失点2四球と結果を残せず、メジャー初黒星を喫した。2度目の登板となった9月8日のロサンゼルス・ドジャース戦では、6回を投げ2安打無失点と好投し、メジャー初勝利を挙げた。この年メジャーでは4試合(先発3試合)に登板して1勝1敗・防御率4.08・18奪三振の成績を残した。
2011年2月27日にパドレスと1年契約に合意し、開幕ロースター入りを果たした。前半戦はリリーフとして登板していたが、6月26日のアトランタ・ブレーブス戦から先発に転向。この年は46試合(先発17試合)に登板して6勝10敗・防御率3.29・154奪三振の成績を残した。
2012年3月30日にパドレスと総額1200万ドル 出来高の4年契約(2016年・750万ドル、2017年・1000万ドルの球団オプション付き)に合意した。前年と同じく開幕ロースターに入ったが、4月28日に左肘を故障し、5月2日に15日間の故障者リスト入りした。5月20日に60日間の故障者リストへ異動し、23日にトミー・ジョン手術を受けたため、残りのシーズンを全休した。この年は5試合(全て先発)の登板にとどまり、3勝1敗・防御率2.61・23奪三振の成績を残した。オフの10月29日に故障者リストから外れた。
2013年3月31日に前年の手術の影響で、再び60日間の故障者リスト入りし、シーズンを全休した。10月25日に故障者リストから外れた。
2014年2月19日に2度目となるトミー・ジョン手術を受け、3月7日に再び60日間の故障者リスト入りした。
2015年も復帰できず、11月4日にFAとなった。
パイレーツ時代
2016年2月11日にパイレーツとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。3月31日に開幕25人枠入りし、4月6日のセントルイス・カージナルス戦で4年ぶりのメジャー復帰を果たした。その後、6月18日にDFAとなり、26日に自由契約となった。パイレーツでは9試合に登板して0勝1敗・防御率9.35・9奪三振の成績を残した。
マーリンズ傘下時代
2016年7月7日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ。マーリンズ傘下ではA 級ジュピター・ハンマーヘッズ、AA級ジャクソンビル・サンズ、AAA級ニューオーリンズ・ゼファーズの3球団合計で4試合の登板のみで、メジャーでの登板は無かった。オフの11月7日にFAとなった。
ホワイトソックス傘下時代
2017年1月12日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。2017年5月8日引退を表明した。
詳細情報
背番号
- 50(2010年)
- 52(2011年 - 2012年)
- 26(2016年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 L
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)



