『タイムスクープハンター』は、NHK総合テレビで2009年から2015年まで放送されたドキュメンタリー・ドラマ風歴史教養番組。
番組内容
未来から来た「時空ジャーナリスト」が時を遡って取材する「密着ドキュメント」という設定で、さまざまな時代の日本社会を題材に、実在する史料などから知られる庶民の生き様や風俗などの一端を、いわゆるモキュメンタリーの手法を用いてリアルなドラマ仕立てで再現してみせる。
本質的には歴史教養番組であり、一般のいわゆる時代劇などとは一線を画した作りである。史料にもとづく正確な時代考証をとくに重視し、また可能なかぎりのリアリティを追求した作風を維持している。「ジャーナリスト自身による手撮り映像」という設定でドラマは進められ、ときには取材対象人物への軽いインタビューなども交えて、表面からは見えにくい背景事情や当時の人々の思いなどについて理解できるように工夫されている。加えて、「ジャーナリスト自身が“本部”にいるアシスタントスタッフに問い合わせる」形で、さらに幅の広い関連情報が示されることもあり、これも視聴者の歴史理解を深めるのに役立っている。
そのほか、一般の時代劇とくらべると以下のような特徴が際立っている。
- 一般の時代劇で用いられる言語は現代人に理解できるように調整された一種の擬古文であるが、当番組ではそれぞれの時代や身分に応じた日本語のリアルな再現を試みている。たとえばそこが平安時代であれば、登場人物は平安時代に実際に話し言葉として使用されていた言語を話す。現代人にわかりにくい言葉遣いを用いる場合は、現代語に訳した字幕をのせることで対応している。
- 時代劇用のかつらの類を用いない。登場人物の髪型にさかやきが入る場合は、実際に役者の頭を剃髪している。
- スタジオセット撮影を行わない。全ての撮影は庄内映画村、ワープステーション江戸などの再現施設と、近代的な構造物の見えない山野でのみ行われる。
- 撮影用の照明機材をほとんど使用しない。日中は自然光を光源とし、夜間のシーンでは当時の照明器具のみによって撮影したり、また、「ジャーナリストが未来から持参した」という設定で、暗視カメラが多用される。
- 登場人物の服装などもリアリティに配慮しており、時代や身分によっては極端にみすぼらしい姿で登場する場合がある。また、一般の時代劇では無視されることの非常に多いお歯黒や白塗り化粧などの習俗についても、適宜再現してみせている。
とはいえ、決して娯楽性を軽んじているというわけではなく、多くの場合、ドラマ中盤あたりでちょっとした予期せぬ事件などが起きるようになっていて、軽いアクションやサスペンスの風味も味わえるように工夫されている。
ジャーナリスト役には要潤、本部アシスタントスタッフ(劇中では「ナビゲーター」と呼ばれる)役に杏を配し、SF味の効いた二人の扮装とともに、番組に花を添えている。なお要潤は、ごく簡単なものしか脚本を与えられておらず、撮影時においては自身でも知らない展開が目の前で次々と繰り広げられてゆくのを目の当たりにし、そこにアドリブで実況を加えるという撮影スタイルを初期より用いている。
沿革
2008年9月13日に「番組たまごトライアル2008」の一環で「お氷様はかくして運ばれた」が放送。内容が好評だったこともあり、2009年度の番組編成にて正式採用された。なお、2009年度の「EYES」は2カ月ごとに企画を入れ替える仕組みのため、5月(全8回。このうち第4回はパイロット版の再放送分のため、新規は7回となる)で一旦終了する形となったが、番組の評判が良かったことで番組終了後間もない2009年6月6日にNHK-BSで第1回から第4回までの4話が、6月10日にNHK総合で第5回から第8回までが再放送された。その後、DVD化が発表された。
2009年12月30日、スペシャルとして「幕末決死行! 江戸牢獄・限界長屋の実態」(以後SP1回)が放送されたほか、2010年1月18日よりBShiで第1回から再放送された。
更なる好評により2010年3月29日から6月7日まで、シーズン2が全11回放送された。うち1回はパイロット版の再放送分のため、新規は10回となる。その後、シーズン2のDVD化が発表された。
2010年12月28日のスペシャル2、2011年4月30日特番の2作を挟み、2011年5月からはシーズン3が放送時間を木曜22時からの43分に拡大して全10回放送された。当初は2011年3月31日に放送を開始する予定だったが、3月11日に発生した東日本大震災に伴って敷かれた協会内非常報道体制に伴い延期、日程を改めて放送された。その後、シーズン3のDVD化が発表された。
2011年7月5日、初の番組本『タイムスクープハンター タイムスクープ社オフィシャルブック』が発売された。
2011年12月21日のスペシャル3を挟み、2012年4月3日から、2012年6月26日(本来は2012年6月19日だったが台風により1週放送延長)までシーズン4が放送時間を火曜22時25分からの30分枠に戻り全12回放送された。その後同枠は7月は3日・10日・17日は『ドキュメント72時間』、24日に『あなたが主役 50ボイス』が放送され、8月は単発番組などが放送され、9月4日から2012年の3月まで放送されていた『よる★ドラ』が再開されることになった。
2012年9月30日『劇場版 タイムスクープハンター』が2013年全国公開(配給:GAGA)との発表があった。
2012年12月28日にはスペシャル4として「てんてこ舞い“大奥”歳末始末記」が放送され、その後、シーズン4のDVD化が発表された。
2013年4月6日から7月27日まで、シーズン5が放送(全14回)。
2014年4月5日より9月20日までシーズン6が放送された(全19回)。この際、テロップやオープニングなどがそれまでのシーズンから変更された。
2015年1月1日にスペシャル5「お正月パニック!改暦大騒動」が放送された。このスペシャル版の放送後、番組公式Twitterで「シーズン最終回、区切りのファイナルとなります」「これまで、タイムスクープハンターを愛していただき、本当に感謝を申しあげます」とのツイートがあった。
2015年度は改編時、新作の制作予定がないとのアナウンスがあり、代替企画として同年4月から、番組初となる通年(2016年3月まで1年間)で「タイムスクープハンターセレクション」として、水曜未明1:30-2:00(=火曜日25:30-26:00)に過去の作品で反響の多かったエピソードを再放送するアンコール枠(傑作選)が設けられ、2017年3月まで放送された。
2015年8月、NHKの広報ミニドラマスポット『受信寮の人々』第4話「タイムスクープハンター現る編」に、沢嶋が登場。『おーい!はに丸』のはに丸・ひんべえや、ストレッチマンといった他番組のキャラクターと共演した。また、2016年1月公開の第6話「タイムスクープハンター再び編」にも登場した。
2017年11月11日、番組公式Twitterにタイムスクープ社からのお知らせと称して、「このTwitterアカウントを2017年11月11日11時11分11秒に閉じます。タイムスクープハンターを愛していただき、心より感謝を申し上げます。ありがとう!」と約1年半ぶりにツイートがあり、その後全てのツイートが非公開状態(従前からフォローしているユーザーのみ閲覧可能)となった。これ以降は公式サイト・Twitterとも事実上の更新停止状態となっており、新作展開は行われていない。
2022年2月22日-2月24日(テーブル上の日付は2月21日-2月23日深夜)の0時10分-1時37分まで毎日3本(24日=23日深夜のみ-2時08分まで4本)にわたり、過去に放送された内容から10本をセレクトして、4Kリストア(デジタルリマスターリング)した内容をNHK BS4Kで再放送された。さらに同年4月からはこれの英訳版を、NHK WORLD-JAPANの「Time and Tide」の番組のうちの一本としてとして、随時土曜日13時10分(初回)、20時10分、日曜1時10分、8時10分に放送されている。
放送時間
- ※以下の放送日は放送上の日付のものであり、再放送・セレクションなど、深夜0時をまたぐものは、実際には翌日未明に放送される(セレクション放送リストの放送日も同文)。
シーズン1
シーズン2
シーズン3
シーズン4
シーズン5
シーズン6
タイムスクープハンターセレクション
キャスト
- 沢嶋雄一 - 要潤
- 古橋ミナミ - 杏
取材者側役の以上2名のほかに、取材対象となる各時代の人々を多数の俳優が演じている。登場時間、セリフ数などから言えば、こちらのほうが主役といってもよい。
番組内設定
タイムスクープ社
タイムワープの管理、エージェントの派遣、記録映像の保存・公開などを業務とする、未来に存在する架空の組織。
番組冒頭、ロゴをバックに以下のような紹介文が必ず流れる。
映像記録を担当する「調査部」は2つに分かれており、「歴史上の大事件や有名人物の調査」を「第一調査部」が、「名もなき人々の営みの調査」を「第二調査部」が担当しているとされ、要演ずる沢嶋雄一は後者に属する設定である。劇場版ではこの他、アーカイブ映像を保管・管理する「映像特別管理局」、取材で使用する機器を開発する「機材開発部」などの存在が明らかにされている。また、公式サイトや公式Twitterアカウントにおける広報も、タイムスクープ社の「広報部」の担当とされるなど、設定が徹底されている。
沢嶋雄一(さわじま ゆういち)
タイムスクープ社第二調査部に所属する時空ジャーナリストであり、本番組の進行役。IDナンバーは0208。タイムワープ技術により日本の各時代の調査を行い、歴史の教科書に載らないような対象を追いかけている。取材に訪れた時代は江戸時代が多いが、奈良時代(シーズン4第1話)から大正末 - 昭和初期(シーズン6第3話)と多種に及ぶ。また取材以外では昭和(劇場版)、平成(シーズン6 SP回)も訪れている。
「女たちの関所越え」取材終了後、タイムワープ装置の故障によるトラブルにより、元の時代に帰還できず過去を彷徨っていたが、SP1回にて無事が確認された。SP回では、土佐脱藩浪士・海援隊隊士の前河内愛之助(大河ドラマ『龍馬伝』で要が演じる沢村惣之丞の偽名)や、連続テレビ小説「ごちそうさん」で古橋ミナミ役の杏演ずる卯野め以子に遭遇する、といったあわやのニアミスをする設定もあった。
シーズン2までは基本的に、取材を終えてから「(タイム)アウトします」と語ってからエンドクレジットが流れ、そのまま次回予告へと移っていた。
しばしば、本部との通信が不安定なまま矢の飛び交う戦場などでも取材を続行しようとし、命の危機にさらされることもある。シーズン3の最終回で、取材を終えてアウトしようとした際に、現地の人間に背後から吹き矢で襲撃されてしまい、SP3回にて緊急タイムワープしてきた古橋の処置により一命を取り留めた。シーズン4の最終回で取材を終えてアウトしようとした際にタイムワープ装置のエラーが発生、江戸時代の大奥に転送されてしまうが、SP4回にてタイムワープしてきた古橋の助けを借り、二人とも元の時代に帰ることに成功した。
古橋ミナミ(ふるはし みなみ)
シーズン2までの回には出演せず、シーズン3の放送から本格登場する。
タイムスクープ社の有するコントロールブースと呼ばれる機関に所属するナビゲーター。沢嶋の呼びかけに対し「こちら第二調査部、コントロールブース」と応答しており、沢嶋と同じく第二調査部に所属。その存在はシーズン3のプレビュー番組として企画された「タイムスクープハンター0号」より映像として視聴者の前に登場した。おもに、沢嶋のタイムスリップ先の政治・文化・社会制度などのデータの送信・解析や、当時の医薬品などの成分解析を行い解説する沢嶋を支える重要な役目を担っている。また記者に何らかのトラブル(命の危機に晒されるなど)に見舞われ緊急の事態が遭った場合、その取材先にタイムワープし記者をフォローすることもあり、シーズン6第18・19話では沢嶋と共同で直接取材を行っている。
基本的に沢嶋をバックアップする立場であるが、取材精神旺盛なあまり自身の命を省みない取材を行う沢嶋を時に叱責することもある。
シーズン3以降は沢嶋が先述したのと同様にタイムアウトしてからエンドクレジットが終わった後、彼女がコントロールブースのシステムをシャットダウンする所で本放送が終わり、それから次回予告が流れている。
取材方法、技術、装備など
職務上、当時の人間達との接触が不可避であるが、取材者(沢嶋)の活動によりタイムパラドックスが発生する可能性が懸念される。そのため、「タイムスクープハンター規定17条」に基づき特殊な交渉術と呼ばれる交渉方法で取材許可を得ているが、その方法は極秘事項とされ、アーカイブにもその模様は記録されない。
基本的に、特殊な交渉術は取材対象者に対しあらかじめ済ませてから記録を開始することが多いが、取材対象者と対面する前から記録を開始した場合や、途中で取材対象者以外の人物から怪しまれるなど緊急の場合は、映像の途中で特殊な交渉術を用いることがある。このときは映像が一時中断し、交渉術を使用した旨の文が画面に表示される。
交渉が成立すると以下のような説明が、沢嶋本人の口から語られるのが通例となっている(回により若干異なることがある)。
「タイムスクープハンター0号」において、沢嶋へのインタビューでその秘密を聞き出そうとしたロバート・キャンベル・ジュニアが、逆にその特殊な交渉術をかけられて煙に巻かれているが、その様子からして催眠術のようなものではないかと推測され、また、劇場版で登場した矢島権之助が、「沢嶋殿が拙者に目を見るよう促してきた」「それから妙に親愛の情を覚えた」と語っていることから、沢嶋の装着するゴーグルに何らかの秘密があると考えられる。ただし、古橋などがゴーグルを装着せずに特殊な交渉術を使用している場面もあるため、別の方法が存在する可能性もある。
なお、別時空に存在する以前取材対象となった人物にも再度の使用は可能だが、その場合前述の理由により初対面扱いとなる。ただし、急なタイムアウトで取材を離れた場合はその限りではないため、交渉術は解除処理を明示的に行う必要がある模様である。また、この交渉術はすべての行動の取材を許してもらえるわけではなく、名前を明かさないなど条件付きの取材となる事や、途中で取材を断られる事もある。
なお、特殊な交渉術は歴史への干渉を完全に防ぐものではないため、取材対象者以外の人間とは不必要な接触を避けることとなっている。しかし、まれに必要以上の干渉をしてしまうことがあり、例としてシーズン1第2話では沢嶋が江戸時代の同心に「取材への御礼」として、カメラを使用して捜査に協力してしまい、後に社への始末書を書くことになったという。
また、言語については、沢嶋は現代日本語で、取材対象の人々は各時代の古い日本語で話すが、日本語が大きく異なる場合(奈良時代など)は自動翻訳機を用いる設定となり、これによって沢嶋の話す現代日本語が人々に違和感なく伝わっている。
- NEURO RECEIVER (ニューロレシーバー)
- ニューロ粒子を受信して濃度を確認する検知器。背負った装備のアンテナのような物はこの機能の部品。
- ニューロ粒子
- 取材活動時においては、空間中に存在するニューロ粒子と呼ばれる物質が不可欠となっている。場所や時代により濃度が異なり、希薄だと本部との通信や映像にノイズが入り始め、最悪の場合は通信やタイムワープ、特殊な交渉術などができなくなるなど、しばしばトラブルの種にもなる。
- PHYSICAL Ver. UP SYSTEM (フィジカルヴァージョンアップシステム)
- 沢嶋は業務中は絶えずタイトな青い長袖の上着と黒いズボンを着用(後のシーズンでは黒いベストのようなものを更に着用)しているが、これは『フィジカルヴァージョンアップシステム』という、体力の消耗を1/3(初期の頃は1/2)に抑える事が出来る一種のパワードスーツでもある。
- 様々な気候に耐えるものの、シーズン6第8話では雪山で吹雪に遭遇した際、通信ともども機能がストップするトラブルに見舞われている。この件に関して古橋は「開発部に要望を出しておく」と沢嶋に語っている。
- DIGITAL ARCHIVE SYSTEM (デジタルアーカイブシステム)
- 本部から資料をダウンロードして表示する携帯端末。初期は右腕に装着する方式だったが、装備のバージョンアップによりゴーグルと一体化された。
- ABSOLUTE TIME WATCH (アブソリュートタイムウォッチ)
- タイムスクープ社独自の時法であるアブソリュートタイムを計る腕時計。沢嶋は左腕に装着している。本部との通信機能も内蔵している。
- TIME SHIELD (タイムシールド)
- 体を保護するシールド。「カモフラージュ機能」を搭載しており、服装などをタイムワープした先の人々に違和感なく見せる役割がある。バージョン表記なしの初期は外套のような形状だった。小型軽量化された「time shield ver.3.0」ではリュックと肩紐のようになっている。劇場版では「ver.3.5.8」、シーズン6では「ver.4.0」にバージョンアップしている。
毎話冒頭、これら5つの機能のシステムチェック表示の演出がある。
- カメラ
- 手持ちタイプ、手のひらサイズのマイクロカメラ、ゴーグルの横に付属したタイプなどが登場。虫のようなスパイダーカムで離れた場所を密かに撮影することも可能。
- TSH LIFE SUPORT SYSTEM
- 本部では3つのパラメータのコンディションでナビゲーターが健康状態を把握している。
副題
シーズン1
シーズン2
特番
シーズン3
シーズン4
シーズン5
シーズン6
タイムスクープハンターセレクション
2015年度の新作制作休止に伴う代替企画として、毎週火曜日深夜(水曜未明)NHK総合で放送。セレクション放送は必ずしも放送話数順ではなく、ランダムで選ばれている。
タイムスクープハンターアンコール
制作スタッフの自薦による20本を、毎週月曜日にBSプレミアムでアンコール放送。2015年のセレクション放送と同じく、オリジナルの放送話数順ではない。
英訳版
スタッフ
シーズン1
シーズン2
特番
シーズン3
取材協力・資料提供・時代考証・撮影協力
シーズン1
シーズン2
特別回
シーズン3
メディアミックス展開
販売版DVD
- 『タイムスクープハンター』アミューズソフトエンタテインメント 2009年10月23日 ASBY-4490 2枚組5,040円(税込)
- ディスク1:第1〜4回(パイロット版は第4回として収録)
- ディスク2:第5〜8回、特典映像「衝撃タイムスリップドキュメント!現代に落ちた武者」
- 『タイムスクープハンター シーズン2』NHKエンタープライズ 2010年11月26日 NSDS-15323 3枚組 7,560円(税込)
- ディスク1:第1〜4回、特典映像 スペシャル1「幕末決死行!〜江戸牢獄・限界長屋の実態〜」
- ディスク2:第5〜7回(放映版第5回はパイロット版(シーズン1第4話)の再放送のため、シーズン2 第6〜11回まで1つずつ繰り上がり)
- ディスク3:第8〜10回
- 『タイムスクープハンター シーズン3』NHKエンタープライズ 2012年1月27日 NSDS-16894AA 4枚組 10,080円(税込)
- ディスク1:第1・2回、特典映像1 特番「タイムスクープハンター0号」沢嶋雄一真の姿とは!?、シーズン3予告集
- ディスク2:第3〜5回
- ディスク3:第6〜8回
- ディスク4:第9・10回、特典映像2 スペシャル2「滅亡パニック!彗星大接近」
- 『タイムスクープハンター シーズン4』NHKエンタープライズ 2013年1月25日 NSDS-18057AA 3枚組 7,560円(税込)
- ディスク1:第1・2回、特典映像 スペシャル3「戦国SOS カラス天狗を追え!」、シーズン4予告集、シーズン1〜4のストーリー紹介
- ディスク2:第3〜7回
- ディスク3:第8〜12回
レンタル版DVD
タイムスクープハンター
アミューズソフトエンタテインメント 2009年10月23日 発売
タイムスクープハンター シーズン2
NHKエンタープライズ 2010年11月26日 発売
タイムスクープハンター シーズン3
NHKエンタープライズ 2012年1月27日 発売
タイムスクープハンター シーズン4
NHKエンタープライズ 2013年1月25日 発売
コミック
- 作:中尾浩之、漫画:バラエティ・アートワークス、監修:NHK「タイムスクープハンター」制作チーム/タイムスクープ社。
- タイムスクープハンターコミック1 髪結い ちょんまげ騒動記 2013年3月30日発売 ISBN 978-4781609713
- タイムスクープハンターコミック2 瓦版ジャーナリスト魂 2013年3月30日発売 ISBN 978-4781609720
- タイムスクープハンターコミック3 熱狂!初ガツオ争奪戦 2013年3月30日発売 ISBN 978-4781609737
音声ガイド
- 2015年 - 2016年開催「大英博物館展 100のモノが語る世界の歴史」(東京都美術館・九州国立博物館・神戸市立博物館) 有料貸し出し機器の音声ガイド
- 歴史ジャーナリスト(声:要潤)が様々な時代にタイムワープして現地の人々と会話しながら展示物の解説をする形式の音声ガイド。この歴史ジャーナリストは沢嶋雄一とはされていないが、BGMや用語などタイムスクープハンターのものを使用しており、2015年(アブソリュートタイムの西暦変換で年のみしか言わない)の開催館(会場に合わせて東京版・福岡版・神戸版がある)を沢嶋雄一(声:要潤)が取材するボーナストラックも収録されている。
劇場版
タイトルは『劇場版 タイムスクープハンター -安土城 最後の1日-』。2013年8月31日に全国70〜80スクリーンで公開された。配給はギャガ。宇津井健の映画作品の遺作である。
市販ディスク版には特典ディスクが付属しタイムスクープ社の会社案内などが収録されている。(広報部:水原こな)
あらすじ
本能寺の変直後の1582年6月13日の京都。沢嶋は、禁裏(京都御所)で難民救済活動を行う織田家家臣、矢島権之助の密着取材を行っていた。そこへ、手負いの織田家家臣が現れ、本能寺に滞在していた商人島井宗叱を、自分の代わりに博多まで送り届けてほしいと権之助に頼み込む。その頼みを受け、京都を出た権之助達に同行する沢嶋。だが、山中で突然未来の武器を持つ謎の山伏の襲撃を受け、宗叱の持つ茶器「楢柴」が奪われそうになってしまう。沢嶋の活躍で襲撃犯を追い払うことには成功したものの、楢柴は川に落ちて行方不明に。
本来の歴史では楢柴は島井宗叱と共に博多に持ち帰られ、その後は豊臣秀吉、徳川家康の手に渡って江戸時代に消失したことになっているため、このままでは歴史が変わってしまう。そのため沢嶋は「歴史修復作業」を行うことになる。
古橋ミナミの後輩である細野ヒカリをアシスタントに1985年と第二次世界大戦中の1945年を訪れ、名もなき茶器として再発見されていた楢柴を取り戻した沢嶋だが、織田家残党伴山三郎兵衛が率いる盗賊によって捕まり、宗叱と楢柴、学生カバンに偽装したタイムワープ装置を奪われてしまう。盗賊たちの目的は明智軍が放棄した安土城に残された宝の略奪。なんとか人買いの手から逃げられた権之助と沢嶋、ヒカリらは、史実では原因不明の焼失をするその日の安土城へと向かう。
テレビシリーズとのリンク
テレビシリーズシーズン5第14話『村を守れ!投石バトル』は劇場版の前日譚となっており、この回で村のご神体「お石様」を織田兵に奪われた村人たちが劇場版に登場する。また、劇場版に登場する矢島権之助が「織田家の侍」という役名でカメオ出演している。
配役
スタッフ
脚注
関連項目
- 歴史秘話ヒストリア
- モキュメンタリー - 「ノンフィクションであるかのように作られたフィクション」を表す、映画やドラマのジャンル。
外部リンク
- 公式サイト
- タイムスクープ社広報部(NHK公式サイト) - ウェイバックマシン(2016年9月23日アーカイブ分)
- タイムスクープハンター - NHK放送史
- 歴史番組に歴史あり!-NHKアーカイブス
- 劇場版「タイムスクープハンター」公式サイト - ウェイバックマシン(2014年12月24日アーカイブ分)
- タイムスクープハンター (timescoophunter) - Facebook




