オーケストラル・フェイヴァリッツ』(Orchestral Favorites)は、1979年にフランク・ザッパの名義で発表されたアルバム。実際は、『スタジオ・タン』(1978年)や『スリープ・ダート』(1979年)と同様、ディスクリート・レコードの配給元であるワーナー・ブラザース・レコードが、ザッパの明確な許可を得ないまま発売した。

2019年8月、遺族によって40周年記念版が発表され、The Abnuceals Emuukha Electric Symphony Orchestraとして参加メンバーのほぼ全員が紹介された。

内容

ザッパ・バンドとオーケストラの共演を収録した内容。1975年9月にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で行われた公演のライヴ音源を元にしており、1976年にザッパが更にギター・パートをオーバーダビングしている。「ストリクトリー・ジェンティール」は『200モーテルズ』(1971年)収録曲の再演で、「デューク・オブ・プルーンズ」は『アブソリュートリー・フリー』(1967年)収録曲の再演。

収録曲

全曲フランク・ザッパ作。全曲ともインストゥルメンタル。

  1. ストリクトリー・ジェンティール ("Strictly Genteel") - 7:03
  2. ペドロズ・ダウリー ("Pedro's Dowry") - 7:41
  3. ネイヴァル・エイヴィエイション・イン・アート ("Naval Aviation in Art?") - 1:22
  4. デューク・オブ・プルーンズ ("Duke of Prunes") - 4:20
  5. ボーガス・パンプ ("Bogus Pomp") - 13:29

参加ミュージシャン

  • フランク・ザッパ - ギター
  • デイヴ・パーラート - ベース
  • テリー・ボジオ - ドラムス
  • エミル・リチャーズ - パーカッション

共演したオーケストラに関するクレジットはなし。

40周年記念版

脚注


CD「ヴェリィ! マイ・フェイバリッツ!」作品詳細 GEO Online/ゲオオンライン

駿河屋 マントヴァーニ・オーケストラ / マントヴァーニ・フェイヴァリッツ(インストゥルメンタル・BGM)

“蔵出し生”のフェイヴァリット・チューンが必ず見つかる<第2回Music Revolution「JAPAN FINAL」>全エントリー紹介

<MUSICS>『アワー・フェイバリット・ソングVol.3~私が「深夜高速」を愛する理由~』|BSフジ

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