西川 慎一(にしかわ しんいち、1967年2月26日 - )は、愛媛県大洲市出身の元プロ野球選手(投手)。

来歴・人物

大洲農高から進んだNTT四国では渡辺智男、左腕・山部太とも同僚。1993年度のNPBドラフト会議前に近鉄バファローズを逆指名し、ドラフト会議当日に近鉄から2位指名を受け、、同年11月29日に契約金8000万円、年俸1000万円の契約条件で仮契約した。

即戦力として期待されながら思うような結果が残せなかったが1996年の後半からリリーフで1軍登板を重ね、1997年に51試合、1998年にはチーム最多の61試合に登板し、中継ぎの柱として活躍する。

しかし翌年以降は不振の投球が目立ち2000年シーズン途中、杉山賢人との1対2の交換トレードで吉田剛と共に阪神タイガースへ移籍。移籍初年度こそ左の中継ぎとして活躍したが翌年以降はまたしても不振で登板数が減っていき2002年に自由契約となり、広島東洋カープへテスト入団。

しかし、成績が振るわず2004年シーズン終了後に退団。同年唯一にして現役最後の一軍登板となった4月4日の中日戦(ナゴヤドーム)では、同点で迎えた11回裏に立浪和義へのワンポイントで登板したが、初球を打たれサヨナラ負けを喫した。

引退後は、地元で実家の飲食店を継いでいる。2013年には『徳さんのお遍路さん 四国八十八カ所 心の旅』(BS-TBS)に出演し、当時の思い出(松井キラーだったことや高橋由伸や立浪にサヨナラヒットを打たれたことなど)を語った。

詳細情報

年度別投手成績

記録

  • 初登板:1994年4月24日、対オリックス・ブルーウェーブ2回戦(藤井寺球場)、9回表に救援登板・完了、1回無失点
  • 初先発:1994年5月1日、対西武ライオンズ5回戦(藤井寺球場)、1回1/3を5失点(自責点3)で敗戦投手
  • 初奪三振:1996年4月10日、対千葉ロッテマリーンズ2回戦(千葉マリンスタジアム)、8回裏にジャック・ドウティーから
  • 初勝利:1997年6月29日、対西武ライオンズ14回戦(西武ライオンズ球場)、11回裏2死に救援登板、1/3回無失点
その他の記録
  • 同一年に2球団で勝利:2000年 ※史上7人目

背番号

  • 26 (1994年 - 2000年途中)
  • 69 (2000年途中 - 2002年)
  • 60 (2003年 - 2004年)

脚注

関連項目

  • 愛媛県出身の人物一覧
  • 大阪近鉄バファローズの選手一覧
  • 阪神タイガースの選手一覧
  • 広島東洋カープの選手一覧

外部リンク

  • 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)

駿河屋 T31 [レギュラーカード] : 西川慎一(BBM)

西川賢一 株式会社STARTS

駿河屋 T34 [レギュラーカード] : 西川慎一(BBM)

株式会社STARTS

仕事の厳しさ|西川敬一@ブロックス