コーサイト(coesite、コース石)は、鉱物の一種。化学組成は SiO2(二酸化ケイ素)、結晶系は単斜晶系。

産出地

コース石は、1953年にローリング・コースJr.によって最初に合成された。

1960年に、天然のコース石がユージン・シューメーカーによってバリンジャー・クレーターで発見され、それが隕石衝突によって作られるという証拠とされた。

キンバーライトの捕獲岩からも発見されている。

性質・特徴

非常に高い圧力と適度に高い温度(約700℃)が石英に加わるときに形成される二酸化ケイ素の結晶形の一つ。

コース石の分子構造は、輪になって手配される4つの二酸化ケイ素四面体から成る。それぞれの輪は、さらに鎖状に配置される。この構造は、二酸化ケイ素の準安定構造で、結局、徐々に石英へと変化する。しかし、地球の表面のような低温下では非常に遅い化学変化である。

脚注

関連項目

  • 鉱物 - 酸化鉱物
  • 鉱物の一覧
  • 二酸化ケイ素

参考文献

  • E. C. T. Chao; E. M. Shoemaker and B. M. Madsen (1960). “First Natural Occurrence of Coesite”. Science (American Association for the Advancement of Science) 132 (3421): 220-222. doi:10.1126/science.132.3421.220. ISSN 0036-8075. NAID 30020476276. PMID 17748937. 
  • “New Mineral Names; New data” (PDF). American Mineralogist (Mineralogical Society of America) 45: 1313-1317. (1960). ISSN 0003-004X. http://www.minsocam.org/msa/collectors_corner/amtoc/toc1960.htm. 
  • C. B. Sclar; L. C. Carrison and C. M. Schwartz (1962). “Optical crystallography of coesite” (PDF). American Mineralogist (Mineralogical Society of America) 47: 1292-1302. ISSN 0003-004X. http://www.minsocam.org/msa/collectors_corner/amtoc/toc1962.htm. 
  • 黒田吉益、諏訪兼位『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』共立出版、1983年、69-70頁。ISBN 4-320-04578-5。 
  • 森本信男『造岩鉱物学』東京大学出版会、1989年、191頁。ISBN 4-13-062123-8。 



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