Ntripはインターネットを介してディファレンシャルGPS(DGPS)データを配信するためのプロトコルであり、「The Networked Transport of RTCM via Internet Protocol」の頭文字をとったものである。仕様は、RTCMによって公表されている。Ntripは、 Hypertext Transfer Protocol HTTP / 1.1に基づく一般的なステートレス・プロトコルで、 GNSSデータストリーム用に拡張がされている。
Ntripは、ドイツ地図測地局 (BKG) およびドルトムント大学コンピュータサイエンス学科によって開発された。 Ntripは2004年9月に「インターネットプロトコル(Ntrip)によるRTCMのネットワーク化転送のためのRTCM推奨規格、バージョン1.0」としてリリースされた。 このプロトコルの最新のバージョンは、2021年1月12日改訂2のバージョン2.0であり、software.rtcm-ntrip.orgに、入手可能なオープンソース実装がある 。
電子基準点から得られた補正データをリアルタイムに配信する際にもNtripが利用されている。
脚注



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