ギョリュウバイ(御柳梅、学名:Leptospermum scoparium)はフトモモ科ギョリュウバイ属の常緑低木。

特徴

桃色の花が美しいため栽培される。ニュージーランドとオーストラリア南東部原産。

ギョリュウバイの名は、ギョリュウに似て葉が小さく、花がウメに似ることから。ギョリュウ科のギョリュウ(御柳)ともバラ科のウメとも関係がない。針葉樹のネズに似るのでネズモドキの別名もある。またマオリ語でマヌカ(Manuka)ともいう。葉がお茶や煎じ薬として利用されてきたことからティーツリー(英語では"Tea tree")ともいうが、アロマテラピーで利用されているハーブのティーツリー(学名Melaleuca alternifolia)とは同じフトモモ科であるものの、別種である。そこでこれらを区別するために、ギョリュウバイは、New Zealand teatreeとも呼ばれる。

利用

原生地では蜂蜜の蜜源としても好まれ、蜂蜜はマヌカハニーと呼ばれている。マヌカハニーはピロリ菌駆除力、殺菌力を持ち、民間療法で、胃炎に対し、効果があることが報告されている。 整腸・美肌にも良いとされ、オイルマッサージ用のエッセンシャルオイルや化粧石けん、ローションなどの化粧品に加工されている。

脚注


ギョリュウバイ

ギョリュウバイ

ギョリュウバイ

ギョリュウバイ by 野良なお (ID:11665634) 写真共有サイトPHOTOHITO

今月のイチオシのお花を見る